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杏林大学医学部 消化器内科学教室
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United European Gastroenterology Week 2024 (UEGW2024)参加報告

EFFICACY AND SAFETY OF GUSELKUMAB MAINTENANCE THERAPY AMONG GUSELKUMAB INDUCTION WEEK 24 CLINICAL RESPONDERS: RESULTS FROM THE PHASE 3 QUASAR MAINTENANCE STUDY
Session: Ameliorating acute disease through novel treatment in IBD: Part 1
発表者:久松理一


AKKERMANSIA MUCINIPHILA IN THE SMALL INTESTINE IMPROVES LIVER FIBROSIS AND HYPERAMMONEMIA
Session: Identification and mechanisms in SLD
発表者:小栗典明


United European Gastroenterology Week 2024 (UEGW2024)が2024年10月12日から10月15日にオーストリアのウィーンで開催され、当教室からは久松理一教授、三好潤准教授と私、小栗典明が現地で参加し上記発表を行いました。私はModerated Poster sessionで発表を行いました。海外での初めての口演と質疑応答付きの発表でしたので非常に緊張しましたが、一緒にご参加いただいた先生方のお助けもありなんとか無事に終えることが出来ました。久松理一教授はOral sessionでの発表でした。炎症性腸疾患に対する新規薬剤の臨床試験データの発表であり、非常に広い会場で聴衆からも多くの注目を集めておりましたが、堂々と発表、質疑応答をされ流石の貫禄でした。UEGW2024では各種消化器病の最新の知見に触れることで多くのことを学ぶことが出来たとともに、出席者の雰囲気や会場には飲食物などを多く設置しており、文化の違いなど日本の学会では体験できない経験をさせていただきました。


左:会場にて、右:発表中の私。


発表中(左)と発表後(右)の久松教授。流石の余裕です。


また、ウィーンは石造りのコンパクトな街並みでしたが、いたるところに芸術、宗教施設、宮殿などがあり、周囲の散歩なども非常に楽しくさせていただきました。

ご参加した先生方とオーストリア伝統料理などご一緒させていただいたことは、良い思い出になったと思います。

左:シュテファン大聖堂、右:町中を馬が走っていました。


今回UEGW2024に参加し、世界の最先端の医療を感じた一方で日本の現状というのも少し理解できたかと思います。国際学会に長期間参加させていただいた久松教授を始め、指導いただいた三好准教授、参加中に業務をご負担いただきました医局員の先生方に深く感謝申し上げます。

小栗典明