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杏林大学医学部 第三内科学教室 消化器内科
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先輩からのメッセージ

病棟の先輩からのメッセージ

加藤 敦士 先生

加藤 敦士 先生

皆さんこんにちは、杏林大学消化器内科の加藤敦士と申します。
私は杏林大学出身で、初期研修を杏林大学病院で行い、その後聖隷浜松病院での1年間の後期研修を経て、消化器内科に入局しました。
私は学生の頃より癌の治療に携わりたいと考えておりましたが、消化器内科では様々な癌を診ることができ、特に今日では早期癌を内視鏡的に診断・治療できることに魅力を感じ、消化器内科を選択しました。
拡大内視鏡による診断、またESDに代表される治療と、消化器内視鏡は今日進歩が目覚ましい分野の一つであると思います。その分学ばなければいけないことや、習得すべき技術も多いのですが、学問としても非常に興味深く、また低侵襲で負担のかからないという意味で、治療としても優れた領域であると私は思っています。
指導医の先生方にあたたかく指導していただいており、知識も技術も未熟な私ですが、楽しく、何より充実した日々を過ごさせていただいております。
消化器、また内視鏡に興味のある方は是非一度見学にきてください。お待ちしております。

平成27年

杏林大学卒業

森久保 拓 先生

森久保 拓 先生

皆さんこんにちは、杏林大学消化器内科の森久保拓と申します。
私は杏林大学出身で、杏林大学病院での初期研修の後に消化器内科へ入局しました。
私が消化器内科を志した理由は、上部下部消化管・胆膵・肝臓と扱う臓器の数が多く、疾患の原因も多岐にわたることが挙げられます。また対象年齢も若年から後期高齢者と広く、手技や治療法の選択肢も様々で、悩むことも多いですがやりがいも大きいと感じたためです。
消化器内科に入局してから 1 年が経ちますが、手技としては上級医の先生方のもと内視鏡や超音波検査などを行い、レジデント期間が終了する頃には単独でも可能なよう指導を頂いております。また疾患としては大学病院という特性もあり、 common disease から、専門的な高度医療が必要な疾患、診断に難渋するような希少疾患まで様々な経験を積むことができたと感じております。
指導医や先輩レジデントの方々は丁寧に指導してくださる一方、私からの治療方針の提案もできるような環境で日々仕事ができ、忙しくも楽しい充実した生活を送っております。
当科にご興味のある方は、是非一度見学にいらしてください。後期研修内容や医局の雰囲気を実際に見てください。お待ちしております。

平成26年

杏林大学卒業

平成26-27年

杏林大学病院総合研修センター勤務 前期研修

平成28年-

杏林大学病院 消化器内科勤務 後期研修

關 里和 先生

關 里和 先生

皆さん初めまして。杏林大学病院消化器内科の關里和です。4月から大学院2年生となりました。
卒後から母校である杏林大学での初期研修を行い、研修中に腹部エコーに興味を持ったことがきっかけで初期研修終了後に消化器内科に入局しました。それからは腹部エコーでの検査・治療を中心に臨床医として勤務していましたが、改めて自分のやりたいことを見つめ直し、医学研究という分野に挑戦してみたいと思い年数的には少々遅くなってしまいましたが昨年杏林大学医学部大学院に入学いたしました。
現在は小腸に起こる難治性多発小腸潰瘍症の一疾患を題材とした基礎研究を行っております。基礎研究は初めてで右も左もわからないところからのスタートでしたが、久松教授をはじめ薬理学教室のスタッフの方からの指導を受けながら日々研究を進めております。これまで臨床で直接患者さんを治療することを中心に考えていましたが、基礎研究を始めてから将来的に臨床での診断・治療を発見したり変えたりできる医学研究という分野の重要性を実感しております。自分の研究が将来の医療の発展と患者さんへのより良い診療に繋がるよう努力していきたいと思っています。
大学院での研究ということに多かれ少なかれ興味のある先生方もいると思います。臨床ももちろんですが研究も医学における大事な役割を担うものですので、是非そのような先生方とともに研究に携われればと思います。興味を持たれた先生方の御入局をお待ちしております。

平成18年

杏林大学医学部卒業

平成18年-19年

杏林大学病院総合研修センター勤務 前期研修

平成20年-21年

杏林大学病院 消化器内科勤務 後期研修

平成22年

関東中央病院 出向

平成23年-

杏林大学病院 消化器内科第三内科

NEW!→關先生の研究プロジェクト「難治性小腸潰瘍症の原因遺伝子であるSLCO2A1トランスポーターの機能解析」が平成29年度杏林大学医学部共同研究プロジェクトに採択

大野 亜希子 先生

大野 亜希子 先生

はじめまして、杏林大学病院消化器内科の大野亜希子です。現在、ESDを中心とした内視鏡治療を担当しております。
杏林大学は自分の母校であったため、卒業後は特に違和感なく杏林大学で初期研修を行いましたが、その頃から漠然としたものではありましたが、将来は内視鏡に関わる治療を行いたいという思いが強くありました。
転機は後期研修が終わり、出向先として勤務した病院で訪れました。出向病院では年間2000例を超える内視鏡を経験し、内視鏡治療の創成期から活躍されるエキスパートの先生に幸運にも指導をいただきながら多数の治療経験もさせていただきました。この頃から内視鏡治療を生業としていく事をめざし、大学に安全に大腸ESDを導入し定着させる事を目標としてやって参りました。大学に戻ってきてからは、技術のみならず、患者さん一人一人と向き合った治療を心がけるようにしています。
内視鏡治療は365日24時間体制を必要とする医療です。女医さんには大変ではないですか?という声も多数聞かれます。確かに当院は内視鏡検査数全体の1割を緊急が占める救急医療中心の病院であり、夜中に緊急内視鏡を行うケースも多数あります。またESDは内視鏡先端数ミリにすべての神経を集中させて治療を行います。女医さんでなくとも確かに大変な領域ではありますが、多数ある内科的治療の中でも、内視鏡治療は数少ない癌の根治が可能な治療であり、救命も可能な医療分野であります。癌を根治させる事、患者さんが歩いて元気に退院する事、これは我々の日々の診療のエネルギーとなっています。
現在は若手の先生と一緒に診療を行いながら、さらに技術的な向上をめざし充実した毎日を送っています。
是非当院に興味をもっていただき、一緒に消化器内科を楽しみませんか?意欲のある先生の御入局、是非心よりお待ちしております。

平成17年

杏林大学卒業

平成17-18年

杏林大学病院総合研修センター勤務 前期研修

平成19-20年

杏林大学病院 消化器内科勤務 後期研修

平成21年-24年

NTT東日本関東病院 出向

平成25年-

杏林大学病院 消化器内科第三内科

OBの先輩からのメッセージ Vol.002

聖路加国際病院 中村健二先生

現在多方面で活躍される医局OBの先生方をご紹介します。
記念すべき第2回は聖路加国際病院 中村健二先生です。

Q1. 医師を目指したきっかけは何でしたか?

医師を目指したのは、正直、高尚な気持ちで目指したと言えるものではありません。祖父・父とも医師であったことから、周囲の環境が私を医師の方向に導いてくれたのが偽らざるところです。

Q2. 大学時代はどのような学生生活を送られていましたか? 部活動についても教えてください。

硬式庭球部の同期です。体育会系の部活で忙しかったのですが、皆揃って卒業できました。

大学時代は、今までかじる程度ですが野球やサッカーなどのチームスポーツを経験しましたが、個人スポーツの経験はなく硬式庭球部に入部しました。それと飲み会傭員として少林寺拳法部にいずれも初心者として入部しました。
少林寺拳法部では大学1年の時に五級を受験するよう勧められ合格することができましたが、その後は硬式庭球部に本腰を入れることにし大学2年で退部させていただきました。
硬式庭球部では2年先輩の松本先生・小野先生・多武保先生といった厳しくも温かい諸先輩と同期で一番厳しかったかもしれない経験者である土岐先生に育てられ2年生でレギュラーに抜擢して頂くことができました。
1・2年生はテニスか遊びに行くか寝ているかといった学生生活を過ごし非常に有意義でした。部活を通じて先輩や後輩と過ごした学生生活は、多職種のmedical staffで実践するチーム医療をリードする役割を担うことが多い医師としての礎になったと思います。

Q3. 先生が入局された時期は専門領域をすぐに選択しなければならなかったと思いますが、消化器内科医になろうと思った理由をお教えください。

学生の頃は消化器内科に進もうという強い気持ちがあったわけではありませんでした。
私の祖父と父は呼吸器内科医でしたので、呼吸器内科には興味がありました。その他に、糖尿病・内分泌・代謝にも興味があり、手に職の消化器内科も魅力的で、まずは両方できる第3内科に入局させて頂きました。入局後、非常にハードでしたが、私の最初のオーベンであった峯先生に医師たるものは、消化器内科医とはどうあるべきかを叩き込まれ、消化器内科医として充実して過ごすオーベンの姿を間近に見て、私が消化器内科医に進む大きなきっかけになったと思います。勿論、私の入局した時に杏林大学出身者として教授になられた、包容力のある高橋教授のもとにいざなわれたのもあったのではないでしょうか。

Q4. 内視鏡治療をご専門にされておられる先生にとって、その最大の魅力は何ですか?

私が内視鏡治療班の班長を務めさせて頂いたときにサポートしてくれた班員と非常勤講師でおいで頂いている山口康晴先生です。

私にとっての内視鏡治療の魅力は、一つには緊急内視鏡です。
血圧が変動している消化管出血の患者さんを治療し、治療中に活動性出血を止血すると血圧の変動が覿面に改善することを経験することがあると思います。重症の急性胆管炎の患者さんでは意識障害を併発していても胆道ドレナージが成功すると数時間後には意識状態は劇的に改善します。
数十分の内視鏡治療で患者さんの病状を劇的に改善させたり、救命出来たりすることは非常にやりがいと魅力を感じております。
また、私が専攻医の時代は、内視鏡的粘膜下層剥離術や超音波内視鏡ガイド下治療といった内視鏡治療の黎明期であったことです。これらの手技は外科治療を回避しうる治療として、科内や学会で熱く討論されており、非常に魅力的な領域に見えていたと思います。

Q5. 大学病院勤務で楽しかったこと、特に心に残っていることがありましたら教えてください。

2008年に山口先生と内視鏡班の同期である土岐先生とSan DiegoのDDW2008で発表させて頂きました。高橋教授の行きつけのお店で食事を御馳走して頂いた時の写真です。

大学病院に勤務させて頂いたころは、やはり大学からの勝手知ったる仲間が多かったことは非常に楽しくもあり、やりやすい環境であったと思います。
大学勤務時代に心に残っていることとして、超音波内視鏡下穿刺吸引生検法(以下EUS-FNA)や超音波内視鏡ガイド下治療に携われたことです。
現在、一般外科の阿部准教授に私が7年目頃に超音波内視鏡を習得すべく、弟子入りをさせて頂きました。温かくも厳しい充実した指導を受けることができ、一人前に育てて頂きました。当時、学会では、画像診断のみである超音波内視鏡から病理による確定診断を得るためのEUS-FNAや超音波内視鏡ガイド下治療の有用性が報告されておりました。まだ、保険収載されていない手技でしたが、高橋教授や当時の内視鏡室長の小山先生の計らいで、穿刺が可能なコンベックス式の超音波内視鏡を購入して頂く機会に恵まれました。
しかしながら、従来診断用に使用されていたラジアル式の超音波内視鏡とは操作が異なり、実際にEUS-FNAを行ってみて、自分の未熟さを痛感し、患者さんに不利益を与えかねないと強い危機感を抱きました。そんな時に、丁度良いタイミングで都内の研究会に福島県立医科大学の入澤先生(現在は福島県立医科大学会津医療センター消化器内科教授)のご講演を拝聴する機会がありました。EUS-FNAの有用性を熱く講演され、入澤先生の紳士的な人柄に胸打たれ、講演後の懇親会で見学させて頂けないか体当たりでお聞きし快諾してくださいました。
すぐに内視鏡班の上司であった山口康晴先生に相談したところ、背中を押して頂き、高橋教授には急な話であったにもかかわらず推薦書とともに送り出して頂きました。
週1回、3か月間という期間でしたが、朝4時30分に起床、5時に自宅を出発、始発の新幹線で福島駅へ、バスに乗り換え病院に到着、その後手技の見学を1日させて頂き夜10時頃に帰宅といった比較的ハードな時間ではありました。しかしながら、入澤先生や福島県立医科大学消化器内科のスタッフの方に非常によくして頂き、見学の日はEUS-FNAの事だけに集中でき、非常に充実し有意義な時間を過ごせました。また、見学させて頂いたおかげで杏林大学でのEUS-FNAおよび超音波内視鏡ガイド下治療を導入し、安定化することができたことは私にとって非常に大きな財産になっています。
福島県立医科大学見学時に私が不在にした際、多くの諸先輩や同期、後輩がサポートして下さったことにこの場をお借りし感謝を申し上げます。
多くのサポートを受けながら、超音波内視鏡に関連した十分な業績を残せなかったことは現在も心残りとなっています。
後輩には私と同じような心残りを残さないために、しっかりと業績を積んで頂きたいと思います。

Q6. これからの入局員や若手の先生にメッセージをお願いします。(期待する事がありましたらお教えください。)

現在勤務している聖路加国際病院の後輩と上司とともに、昨年San Diegoで開催されたDDW2016で発表してきた時の写真です。杏林大学時代に発表させて頂いた時のことを懐かしく思いました。

若手の時に色々な事に取り組んで深く追及する姿勢を身に着けて頂きたいと思います。
日常の臨床をする上でも、医療は日進月歩であり、薬剤も新規の薬剤が次々と出てきます。新規の薬剤は若手を指導する指導者も使用したことがない薬剤であり、いかに薬剤の知識を深く調べたかで若手が指導者を良い意味で超えることができます。特に初期・後期研修医の先生は、患者さんの事や患者さんの治療法については誰よりも自分が詳しくなるつもりで徹底的に取り組んでもらいたいと思います。
専攻医の先生方には、後輩の指導をして頂きたいところですが、まずは、自分が将来何に取り組みたいかを考えつつ、教授に言われたことは選り好みせずにしっかりと取り組んで頂きたいと思います。私は若手の時に、高橋教授から胃食道逆流症の仕事を頂いておりましたが、内視鏡治療に興味が行ってしまい頂いた仕事を満足にすることはありませんでした。当時から、しっかりと取り組んでいれば何かしら目が出ていただろうと後悔しています。
現在の久松教授は、高橋教授と領域は異なりますが、基礎から臨床研究まで幅広い知識とノウハウをお持ちであり、自ら体当たりすれば良い示唆を頂ける教授と思います。
私が若手の頃は大学院の道は選ばず、留学に興味を持つことはありませんでした。大学院は当然ですが、留学も大学にいないと中々容易では無いように思います。今となって思うことは、大学院や国内外の留学による基礎研究や臨床に取り込むことは、医師としての視野を広げる上では決して損になるようなことはないことだろうと思います。経験していない身でいう立場にはないと思いますが、ぜひ久松教授にしがみつき大学院や国内外への留学など積極的に取り組んで頂き、ご活躍して頂きたいと思います。

私事ですが、平成29年4月より現在勤務する聖路加国際病院の内視鏡室長を拝命いたしました。引き続き精進してまいりますが、私としましては一つ区切りの職位を頂いたと思っております。これも一重に、高橋教授、久松教授、森教授をはじめとした諸先輩方、同期、後輩からのご指導の賜物と深く感謝しております。この場をお借りし、御礼を申し上げます。


→OBの先輩からのメッセージ Vol.001「やまぐち内科眼科クリニック 山口康晴先生」